2008年08月18日

再開!

今日から本格的に仕事再開!しました。

またよろしくお願い致しますface01

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朝から屋根裏配管のエアコン工事。

ちょっとヘビーな現場ですが、は~りきってGO!face03



再開!

天井吊りの室外機を外しました。何故かネジが外れてました、あぶねぇっけ~



再開!    再開!

屋根裏を通り、2階の壁から配管出し。

予想より高所だったので、慌てて超ロング二連ハシゴを取りに戻りまして。。。

上の写真のトコロまで延ばし上げ、さんに架け ↑ 工事遂行~





 

配管の中の空気を専用のポンプで抜く作業(=真空引きと言います)を、

配管が長いので普段より時間をかけようとしたのと、途中他の現場に赴いたのが重なり、

通常15分から30分位のところ、都合40分も行なっちゃいました。




再開!

で、無事取り付け完了。

数日振りに汗をかきかきしたので、なまった体に喝が入ったようでしたface02


ちょっと長めの提言的ひとり言は

追記に・・・



*ネット上のいろんなサイトを覗くと、真空引きを省略する業者もいるようです・・・

が、はっきり「よろしくない」と言えます。

どういう理由でやらないのか???ですが、

(安くした分モトが取れないと勘違いしてるのか?手間だからと思うのか、
時間が惜しいのか、知らないのか、忘れてるのか・・・本人しかわかりませんが)

一番多いのは故意というより「認識不足」みたいな感じがします。


ポンプ式での真空引きの必要性として、主に下記の理由が挙げられます。

・代替といっても無害とは言えない新フロンR410A=冷媒ガスを、

 限りなく外界に排出しないようにするため。

 これは機器の為と、環境への配慮の意味もあります。
 
 (昔はエアパージと言われる、冷媒ガスの圧力を利用して配管内の空気を押し出す方法も
 採られていましたが、これは飽くまでも簡易的な、緊急時の方法。絶対というのも
 極論ですが、この方法だとガスを排出してしまうので、
 今発売されている新品を取り付けるなど、通常の場合は今や行うべきではありません)


・配管内を真空にしてこそ冷媒ガスの効力が発揮されるため

 =空気が残っていると、冷えが良くない、故障の原因になる場合があるため

 真空にする必要があります。

 また冷媒ガスの量は機器によって定められており、

 (メーカーによると、機器に影響がない程度に、すこ~し余裕あるようですが)

 多すぎても少なすぎてもコンプレッサー(モーター)に良くはありません。

 上記のエアパージでは、空気抜きが完全ではない&排出した分量が減ってしまう

 おそれがある・・・と、この意味でも方法としてそぐわないと言うことになります。


以上の点から、即ちこの真空引きは必要不可欠な作業になります。


現在のような環境問題に関心が高くなった時代になっても、

未だに真空引きをやってないってぇのは、ほぼ工事結果から見て、手抜きに近いのでは?

責任もってやってる、ちゃんとしている電器店・電気工事・空調設備業者さんなら、

実施して当たり前と言えます。

逆にやらないと、全てではないでしょうが何かしら問題・機器への影響がある

可能性が高くなるようです。

そちらの方が手間も係り、信用問題的に危険でしょう。

これも誠意ある業者選びのポイントなのでは?と思います。



補足:


引越し、移設の際、以前の旧フロンガスR22を使っている機器が付いている場合もあるかと思います。

(尚、旧フロンガスR22の製品は廃止されて久しいので、
正規の販売ルートでは販売されていないはずです。)

これだとポンプに違いがあるので、その規格に合ったポンプやサイクル内でフィルタリング?する

部品など持ち合わせていない場合は、仕方なくエアパージで済ますしかないと言うケースも

あるようです。

ただ、移設は少なからずガスが減るケースも多く、パイプ類が変形していたりして無理な

状態のモノがよく見受けられます。そこからガス漏れを起こす確率も高くなります。

ですので、乱暴な言い方かも知れませんが、どうしても・・・と言う場合以外は余りお勧め

していません。


余談ですが、「ガスの排出」に関することだけに注目して言えば、古い機器が故障してガスの回収

ができない・・・と言う場合もあります。

またやむをえない場合としても、ガスが外的要因(配管の接続不良・損傷など)によるガス抜け

もあったりします。

ですので、だからこそできるだけフロンを外界に撒き散らさずに・・・という責任も

電器・電気・空調設備屋にはあると個人的には思いますが。いかがでしょう。


タグ :エアコン


Posted by かわでん at 20:02