2008年10月11日

アンテナと・・・

「瓦の葺き替えをしてるので、ついでにアンテナを取り替えたい」

という、ご依頼を受けて早速工事にicon16 ぴゅ~

このお宅の設備も、色んなことをしてありましたですface07

屋根に登り唖然face04icon11、屋内を見て愕然face08face07・・・


もともと映りが良くはないことは承知していましたし、

その原因についても、以前見ていた&聞ていて、多少は知ってはいましたが、

実際ちょっと混乱しました。


・なぜかアンテナ2本立っているそれぞれにブースターがついている
しかし、あるべきはずの電源部(ブースター本体に電気を送り、電波を増幅し強くします)
がひとつしかない



・屋根上で3分配~どこ系統のかはっきりしないが
さらに屋内で2分配している=電波が減衰~弱くなります。

ただし、ブースターから直で入ってきているとしたら、さして問題ないのですが・・・

・やたらと何箇所も中継している
これが一番問題です。




元々お得意様なのですが、一時期、市内の他の電気店と併せてご利用頂いていまして、

どうも以前のアンテナ工事はそちらでされていた模様。

さらにプラスして二度のアンテナ対策下記を参照)

「その場しのぎ」的な工事をされていたようです。


しかも対策時にその場で映りが良くなければ、良くなるまで工事する様に

業者に抗議しても良いということだったのに、このお客様大人しいというか

いい人というか、「まぁいいか」ってことにしてしまったそうです。


下記参照分)

島田市は過去大規模な公共のアンテナ対策が、二度ありました。

①空港建設で送信所移転~対策として周波数の変換~チャンネル

②地上波デジタル化に伴う周波数対策~よくアナアナ変換と呼んでいます注1参照)


①②とも市内をはじめ、近隣地域の電気店・工事業者で行ったのですが、いずれもフォローが

大変だったと記憶しています。特に後者につては専門外の業者もどうやらいたらしく、

多々問題が起きました(いまだに・・・)


注1)

数年前全国的に行われました。
デジタルの周波数とアナログの周波数が重なってしまうと、
飽和による電波障害等問題が起こるため、
その対策として周波数変換=チャンネル変換を一斉に行い、
受信状況の良くないお宅についてはアンテナの方向調整や交換、
ブースター、分配器など設備の取替えなどを実施しました



この際キレイに映るように&まだアナログTVしかお持ちでないので

デジタルもちゃんと映るように高出力・デジタル対応ブースター・アンテナ

にと提案したら、OK!とのことで工事着工

まだNHKの映りが良くないので今度また行きます。




*古いアンテナを外した途端に、小雨が降ったり止んだりしてしまい

やばいことにicon11

古い瓦の下の土壁が飛び散っってるところに、雨が降ったので土や砂が泥と化し、

屋根の上が、ちょっとしたぬかるみ湿地帯face07

平屋だったので怖くは無いんですが、ズルズル滑るので気合を入れてないと落下しそうでした。

それより、となりで作業していた瓦屋さんは、ボクを見て

せっかく葺いた瓦、割らないよねぇ

という感じでしたが。。。

愛想の良い方だったので、はっきり口には出しませんでしたが・・・痩せねば!   

Posted by かわでん at 13:20